映画学メモ
日本ではまだイマイチ馴染みの薄い「映画学」なるものを、イギリスの大学から実際の映画学の授業に沿うかたちで紹介していきたいと思います。まー気楽にいきましょう。
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映画学入門 Week10(その3)
そんなわけで
ohisashiburi.jpg
シャキーン。
これから連絡事項がある場合はコイツの腹を使おうと思います。

レポートは24日にあがっていたのですが、だいぶ根詰めてたので疲れきってしまい、週末までこんな感じ↓でした。授業はちゃんと出てましたけど。
sleepy.jpg


ってかまだゴダールですしね。
はやく今学期の分に入らねば。ネオリアリズムの方もありますしねー。
今回は今まで触れてなかったあたりをサクサクやっていきたいと思います。

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ぼちぼち再開
どうもみなさまお久しぶりです。
映画学メモ屋さんです。

大学の方は今日が春節(Chinese New Year)だったみたいで、中国人の人の生徒も多いもんでだいぶ盛り上がっておりました。

レポートの方は先週の火曜日に無事提出できまして、一段落ついた次第でありました。いやー危なかったですよ。

そんで細かい用事もたくさんありつつダラダラしていたわけですが、ぼちぼち来週(30日)から映画学メモ再開でございます。いつまでもゴダールしてる場合じゃないので早いとこゴダールは終わらせて、今学期分のところに入りたいですね。

ではでは、またすぐに。

タカ
「私のイタリア映画旅行」
どうもこんにちは。

今日なんとかレポートを一本提出してきたのでした。
でも来週の火曜までにまた二本あるんですよー。この時期は大変です。

というわけでまだ腰を据えて更新する時間がちょっとないのですが、せっかくなので映画を一本紹介させていただこうと思います。こないだイタリア・ネオリアリズムを近いうちにやりますよー、なんて言っていた映画学メモなんですが、そのイタリア・ネオリアリズムについてすごくよく分かるドキュメンタリーがあるんですよ。映画のことは、映画に教わるのが一番、ということで。

マーティン・スコセッシ監督がつくった「私のイタリア映画旅行」という作品です。
myvoyage.jpg
原題はMy Voyage to Italy。思いっきり書いてありますが。

ニューヨークでイタリア移民二世として育った映画監督スコセッシが自分自身の体験と絡めてイタリア・ネオリアリズムについて全体的に語ってくれる映画です。実際に色んな映画の映像を見ながらスコセッシの話を聞けるので分かりやすいんですよー。うちの映画学でイタリア・ネオリアリズムのところを教えてる先生もイチオシのドキュメンタリーです。

ただ問題というと、この映画全部で4時間もあるんですが、小難しい感じでもないですし、退屈しないで見れると思います。あと、フェリーニの「8 1/2」についてのとこだけネタバレになってるので、「8 1/2」は見てからこのドキュメンタリーを見たほうがイイかも知れません・・・。

TSUTAYAとかにあるのかな・・なんかなさそうな気もしますが、機会のあるかたは是非ご覧くださいませ。ネオリアリズムの奥深さと魅力が分かると思いますよー。


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映画学入門 Week10(その2)
お疲れ様です。

レポートでいい感じにテンパらせていただいているタカでっす。
とりあえず提出日の24日までかなりチビチビした更新になると思いますがご容赦くださいませ・・・

先ほどうちのBlogのアクセス解析をぼんやりと眺めていたら、ゾンビのかぶりものという検索ワードで映画学メモにたどり着いてきた方がいらっしゃったようでした。お役に立てずに申し訳ありませんでした。ゾンビのかぶりもの、俺もちょっと欲しいかも・・・

こういう↓
452.jpg
馬のかぶりものはうちの高校では基本装備でありましたので特に何の感情も湧かないのですが、ゾンビだったらちょっと欲しいわけですよ。

さらに映画学メモの国民的アイドル山川ユキ
sinjukudada.jpg
という検索ワードで来てくださった方もいたようでした。えー、ホント申し訳ありませんでした。

というわけで、新企画のお知らせなんて挟んじゃいましたけども、「勝手にしやがれ」とClassic Hollywoodへのアンチテーゼの話をしていたのでした。前回は「映画は現実ではなーい」なんてことをやりましたね。


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なんとなく新企画
どーもみなさんこんにちは。
ぼちぼちレポートで切羽詰ってきたタカです。
essay.jpg
修士のレポートは量も多いんですよね。当たり前ですが・・

さて、そんなしょーもない映画学メモですが、近いうちに
映画学メモ2006新春特別企画
と題しまして新企画やろうと思います。

内容はですね;
イタリア・ネオリアリズムだよ全員集合!あんな映画やこんな映画を通してアート・シネマのルーツを徹底解剖するハプニング満載の五週間!ロッセリーニが、ヴィスコンティが、デ・シーカが生放送でClassic Hollywood仰天の秘密を大暴露!?自転車泥棒した郵便配達が戦火のかなたで二度ベルを鳴らす様子も驚きの完全生中継!さらにフェリーニ、アントニオーニ突然の乱入でスタジオ大混乱!?スコセッシにポンテコルボも加わって朝まで大激論「どっからどこまでネオリアリズム」!?

・・・・・・となっております。

・・はい、もうしわけございません。
dogeza.jpg
映画学メモの中の人、ちょっと疲れてるみたいです。

えー、正確に申しますと・・・

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映画学入門 Week10(その1)
Classic Hollywoodへのアンチテーゼ

そんなわけで、やっとClassic Hollywoodも一段落ついたので、いよいよ秋学期分最後の週:「Classic Hollywoodへのアンチテーゼ」に突入でございます。
fuyuyasumi.jpg

前回までにかなり大雑把な感じでClassic Hollywoodがどういうものなのかってのを見てきました。詳しくやる時間がちょっとなかったんですが、Classic Hollywoodってのはただの技術じゃなくてひとつの考え方でもある、ってのも触れましたね。今回は、じゃぁClassic Hollywood以外の映画のつくり方、そして映画というものの考え方としてどんなものがあるのか、ってお話です。

お題になる映画はゴダール監督の「勝手にしやがれ」。
1960breahtless02.gif
「勝手にしやがれ」(1959)
ジャン・リュック・ゴダール監督

上の写真の左側に写っている短髪の女の子、ジーン・セバーグがとてもかわいい「勝手にしやがれ」でございます。もう一枚写真のせちゃえ。
godard_b_bath.jpg
つくられたのは「北北西に進路をとれ」と同じ1959年ですね。ゴダールの映画の中ではかなり「見やすい(フツーに楽しめる)」部類に入る映画ですし、いわゆるアート系映画の金字塔でもありますので、未見の方はぜひ見てみてくださいませ。「同じ年につくられたんだなー」と思いながら「北北西に進路をとれ」と一緒に見てみるとまた面白いと思いますよ。

というわけで、今回は「ハリウッドの外(主にヨーロッパ)の映画たち」(ここでは便宜的に「アートシネマ」と呼びますね)がClassic Hollywoodと比べてどういうスタンスを取るのか、というのをみていくことになります。これはもう「Classic Hollywoodの外」ということですんごい色んな種類の映画が含まれますから、「勝手にしやがれ」はそのうちのあるひとつの例、という位置づけであります。

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友達の展覧会
いきなりですが、今度東京で友達の展覧会があるのでちょっとお知らせしてもよろしいでしょーか。

仙台を拠点に活動しているカナダ人アーティストのSuzanne Squires(スザンヌ・スクワイアーズ)さんが今度銀座のSpace Kobo and Tomoというところで展覧会をするんですよー。
suzanne.jpg
展覧会「Mindscapes(マインドスケイプス)」
1月16日(月)から21日までで、時間は12.00-19.00(最終日は17.00)
とのことです。

スザンヌさんのホームページはこちら
Space Kobo and Tomoさんのホームページはこちら(地図あり)

彼女は絵を描いたり銀細工、ビーズ細工を作ったりしている人なんですが、どの作品にも、その作品を通して自分の心の中の静かな部分を覗き込むような感じがあって好きなんです。あと絵の表面に金箔を使ったり蝋の一種(?)を使ったりしてるのがあって、それがまた不思議な質感を出していて素敵です。

機会のある方は、ぜひぜひ足を運んでみてくださいませ。

映画学入門 Week9(その5)
どうもお久しぶりでございます。

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映画学メモは、機械翻訳を応援しています。

最近なんで更新してなかったのかというと、次更新するとClassic Hollywood最後の会になっちゃうので、Classic Hollywood大好きな僕としてはClassic Hollywoodと別れるのが辛くて更新できなかったわけですね。
usotsuki.jpg
・・・・ホントはレポートを書いておりましたー。冬休み明けあたりに提出のやつがありまして、気がついたら冬休みももう10日くれーじゃん!ってことで軽く焦りつつ。

ではClassic Hollywood最後の会いきましょー。

今回は、ちょっと小難しい話になりますが避けては通れないClassic Hollywoodが意味するもの、というお題です。Classic Hollywoodっていうのは単にテクニックや映画の組み立て方だけの問題じゃなくて、それは社会に対して一定の働きかけがあるんじゃないかなー、という話です。勿論ここんとこは人によって全然アプローチの仕方は変わってくるわけですが、とりあえず映画学において比較的一般的なあたりを取り上げようかなーと思います。

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映画学入門 Week9(その4)
なんか妙に早起きしちゃいましたよ。
なんで朝もはよから大学のコンピューターラボへやってきました。
誰もいねーコレ。
今掃除のおばちゃんが僕のすぐ横で思いっきり掃除機かけてます。

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2006年も映画学メモはダダイズム(と新宿ダダ)を応援しています。

さて未だにClassic Hollywoodなわけですが・・・


2、Classic Hollywoodのテクニック

ということで、前回までダラダラとあげてきたClassic Hollywoodの特徴というものをかたちにするテクニックというのをちょっと見てみましょう。ここも基本は前回触れましたContinuity Editing(リンク)ということになります。編集によって映画が組み立てられているということを意識させないこと、それと観客が映画に没頭している状態をキープすることがおおまかに言うとContinuity Editingの肝でして、これがClassic Hollywoodのテクニックの核になる部分です。もちろん他にも光の使い方とか演技の方法とか色々あるわけですが、とりあえずContinuity Editingを押さえておけばOKだと思います。

んでこのContinuity Editingというのも様々なテクニックの集合体なわけですが、そのうち「180度ルール」(リンク)「動作上の接続(Match on Action)」(リンク)はこれまでにとりあげてきました。ちょっと読んでみてくださいね。今回はこれに加えて;
☆視線の一致(Eyeline Match)
☆主観視点(point-of-view shot=POV)
☆Establishing Shot/Master Shot(ちょっと日本語の訳が考え付かなかったんで、後で説明しますー)
といったあたりを簡単に取り上げてこうと思います。

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映画学入門 Week9(その3)
というわけでキングコングものがたりを経て映画学入門再開であります。
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前回の映画学入門では前々回に引き続き映画学の大事な基礎となるClassic Hollywood(古典ハリウッド)の特徴についてつらつらと書いていたのでした。しつこいようですが、多くのいわゆる「アート系映画」や「実験映像」なんかはこのClassic Hollywoodに対するアンチテーゼとしてつくられているところがあるので、こういうコテコテのハリウッド映画にあんまり興味がなくってもここらへんを押さえておくのは大事であります。

うちの大学の映画学入門コースでこのClassic Hollywoodの例としてとりあげていたのはヒッチコックの「北北西に進路をとれ」でした。
plane.jpg
「北北西に進路をとれ」(1959年) アルフレッド・ヒッチコック監督

無難なチョイスだと思います。なにせヒッチコックですからところどころにただのハリウッド映画の枠に収まらない要素はありますが、Classic Hollywoodなんだなーと思って見ると、コテコテのテクニックも沢山使ってありますし分かりやすい例ですよ。

あと、これも繰り返しになっちゃいますが、Classic Hollywoodというのは基本的に40年代50年代のハリウッド、またはそこでつくられた映画たちや、その制作方法を指します。ですがClassic Hollywoodという考え方、システムを最初につくりあげたのは10年代、20年代ごろに活躍したD.W.Griffith(グリフィス)ってことになっています。Classic Hollywoodは彼が創始したシステム、またはひとつの映画哲学の完成形、という風にみちゃって差し支えないと思うんですよね。グリフィスと彼の映画についてはWeek3にとりあげましたので、まだ未見の方はぜひこちらも合わせてご覧ください。

では前回の続きいきましょう。



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