映画学メモ
日本ではまだイマイチ馴染みの薄い「映画学」なるものを、イギリスの大学から実際の映画学の授業に沿うかたちで紹介していきたいと思います。まー気楽にいきましょう。
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映画学入門 Week12(その4)
どうもー。

おとといはAspect Ratioの話をしていて、ワイドスクリーンのあたりから思いっきり話がそれたのでした。50年代の半ば頃から、テレビとの競争なども意識しながら様々な形式のワイドスクリーンが普及してきた、っていうところまで前回はやりましたね。

・ワイドスクリーンはどうやってできんのか

前回カバーしてなかった話というと、とりあえずワイドスクリーンがどうやってできんのか、って話であります。軽く技術的な話になりますが、結構知っておいて損はないかも知れません。

☆ワイドスクリーンのつくりかた その壱:ハードマット(Hard Matte)

これは一番シンプルなやり方で、単純に四角い映像の上と下をカバーしちゃえばワイドスクリーンになんじゃね?という方法です。

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映画学入門 Week12(その3)
どうもお久しぶりでございます。

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映画学メモは、「きぼう編」の未来のためにがんばっています。多分。

さて、前回はAspect Ratio、つまり画面の縦横比の歴史的な流れについてやっていたのでした。1930年代はじめにAcademy Ratioとして1.33:1というのがスタンダードとして決められた、ってとこまでやりましたね。
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おさらい1.33:1

この状況に大きな変化が現れるのは1950年代の半ばでありまして、比較的正方形に近いっちゃ近い1.33:1と比べるとだいぶ横長になるワイドスクリーンの登場であります。今はやっぱり映画っていうとワイドスクリーン、っていうイメージありますよね。


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映画学入門 Week12(その2)
こんにちはー。

突然Blogの紹介なんですが、シュールリアリズムの研究&実践仲間であり、俺のことをいつもいじめているいつも大変仲良くさせて頂いているLushyがシュールリアリズムを実践するBlogをつくったみたいです。

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「シュルレアリスム実践メモ(仮)」


シュールリアリズムについては、俺も美術史美術論の中で特に興味がある分野でありまして、このBlogでも扱う扱うっつっときながらさっぱりできてないんでこのBlogにはかなり期待。シュールリアリズムの視点っていうのは映画について考えるときにすごく役にたつことが多いので、もうシュールリアリズムが好きって人もなんだかよく分からんって人もちょっと覗いてみてくださいませ。

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なつかしのシュール君 再up

さて映画学の方ですが、前回はFramingについて色々と考えてみたのでしたね。今回もFramingのお話ですが、もうちょっと技術的なところで、アスペクト比(Aspect Ratio)について考えてみませう。アスペクト比というのは、1.33:1とか2.35:1とかいうやつで、要するに画面の縦横比です。テレビの画面は四角くて、映画館で映画見ると基本的に横長じゃないですか。あそこらへんについてのことです。


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映画学入門 Week12(その1)
Week12

Cinematography後半:画面構成/フレーミング


どうもどうも。
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今週はWeek12なんですが、テーマはWeek11とつながっていてCinematographyでございます。前回は主に「光・色」にフォーカスを当ててみたんですが、今回は画面構成、つまりフレーミング(Framing)についてのお話にしようかなーと思います。ちなみにうちの大学の本家「映画学入門(LT121:Introduction to Filmstudies)」の方だとこの週は映画「レオン」を使っての「ワイドスクリーン構成」っていうことになってるんですが、「レオン」の動画とか使えないままにワイドスクリーンに話を限定してしまうとあんまり話すこともないし、かといって「レオン」についての話はまぁ映画学メモじゃなくてもいいだろうということで、画面構成とフレーミング全般についてあっさりやってみようと思います。

今回も「Film Art: An Introduction」のCinematographyについての章をベースにしてお送りします。
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映画学入門 Week11(その3)
また自分とこのアクセス解析ネタで申し訳ないのですが、アクセス解析とかすると、どんな言葉で検索かけて映画学メモに辿り着いたのか、なんてことが分かるワケですよ。

それを先日なんとなく見ていたら、「日本で製作 本格トーキー映画」という検索ワードで映画学メモにいらっしゃった方がいたようでした。

「本格トーキー映画」という言葉の響きにかなり惹かれたのは言うまでもありません。んで最初はいまどきトーキーじゃない映画なんてねぇよなぁ、っていうか「本格」て!とか思ったのですが、すぐに映画史の話だと気づき、俺もGoogleで調べてみたのでした。日本で製作された本格トーキー映画。したらすぐに見つかりましたよ。

その名も「マダムと女房」
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これが日本初の本格トーキー映画とのことです。マダムと女房が、日本のトーキー映画の夜明けを告げたわけです。キタコレ。製作は1931年とのことで、映画学メモでも取り上げた世界初の本格トーキー映画「ジャズ・シンガー」が1927年ですから、これを早いと見るか遅いと見るか・・。でも同じく映画学メモでも取り上げたシュールリアリズム映画;「アンダルシアの犬」(1929)あったじゃないですか。あの映画をつくったブニュエルとダリのコンビが作った次の作品「黄金時代」は1930年の作品なんですが、これはかなり誇らしげに「この映画はトーキーです」みたいなことが最初に出てきたので1930年の時点でまだヨーロッパでも珍しかったとすると、1931年に「マダムと女房」はまぁ早いと見るべきなんですかね。
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「黄金時代」(1930)
ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリ


まぁわき道にそれるのはこのくらいにして、Cinematographyの話しましょう。


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映画学入門 Week11(その2)
なんかイギリスでは風邪が流行っているらしく、うちの大学でもみんなバタバタ風邪ひいています。っつうか俺も風邪ひいたっぽいです。ヤバイな・・。

まぁそんなこんなでイタリア・ネオリアリズムからは一旦帰ってきまして映画学入門の続きです。今回のテーマはCinematographyということで、「黒水仙」をお題に映画の中の光と色、というのに焦点を当ててやっていたのでした。

そういえばですよ、さっきTeam Americaという映画を見たのでした。いやー面白かったですよ。どーしよーもない映画でステキでした。
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Team America

んでこの映画人形劇なんですが、映っているのは人形なのにも関わらずライティングとか構図は思いっきり現代ハリウッド映画のものをそのまま使っているので、結構フツーに人間が出てる映画と同じように見えたりします。ちなみに180度ルールなんかもバッチリ守られています。おもしれーなーと思いました。この映画はCinematographyの力や働きというものを見てみるのにすごくイイと思いますよ。人間ではなく人形なので、映画の色使いや光、構図なんかの働き(つまりCinematographyですよね)が目に見えやすくなっているように思います。

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イタリア・ネオリアリズムものがたり Week0(その1)
どうもみなさま。

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久しぶりに登場:時間ねーよ犬

色々と細かいことで忙しくしていたのでした・・・
さて、映画学入門の方もあんま進んでないのですが、前々から予告していたイタリア・ネオリアリズムの方もちょっとずつ進めていこうと思います。



イタリア・ネオリアリズムものがたり 第0週

軽く歴史のお勉強


ということで、ネオリアリズムについてコースの内容を追っかけていく前に、ネオリアリズムがはじまる1940年代後半に至るまでの、イタリア映画産業(とイタリアの歴史)を軽くお勉強してみましょう、というのが今回の趣旨でございます。歴史なんでだいぶ色気のない話になっちまいますが、やっぱ文脈って大事ですからね。まぁ歴史的にそんなに遡るわけじゃぁありません。

今回参考にした、というかほとんど写すのはPam CookとMieke Berninkという人が編集した映画学入門書の定番「The Cinema Book 2nd Edition」であります。
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Pam Cook and Mieke Bernink (編集)
「The Cinema Book」




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映画学入門 Week11(その1)
映画学入門 Week11

Cinematography - 映画の視覚情報

第一週:光と色




ちょっとみんな聞いてくださいよ。

ウチのBlogはFC2Blogというところでやっているのですが、カテゴリーは「映画」に登録しています。まぁどちらかといえば当然。そんでその「映画」っていうカテゴリーの中にさらに「テーマ」というのがあります。これはエントリーを上げる時点で指定するんですが、映画ですと「邦画」「おすすめ映画」「有頂天ホテル」みたいな感じで色々あって、外から入ってきた人が、自分の興味あるテーマを選ぶとそのテーマに最近エントリーをアップしたBlogが見れるというわけですよ。映画学メモとしては勿論テーマは映画学なんですが、なんせそんなテーマがあるはずもないので「映画勝手に評論ww」というテーマを最近は使っておりました。

そんで前回のエントリー(リンク)を上げた翌日(昨日)ふと思いついてそのテーマを覗いてみたのですがね、びっくりですよ。みんなスゲー真面目に書いてんだもん!他のBlogさんのエントリーは;
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とか
theme2.jpg
theme3.jpg

みたいな感じなんですよ。

そこを映画学メモときたら

theme5.jpg
こうですよ。

おい!

浮いてるから。
浮きすぎだから。

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っていうか画像すっ飛ばすなんてヒドイよFC2
聞いてないよFC2


そんなわけで
シャキーン。

って!!どんなわけだよ!

そして
これから連絡事項がある場合はコイツの腹を使おうと思います。
って!!どいつの腹だよ!!っつうか何の話してんだよ!

って話ですよ。いったい何がしたいんだこのBlog?と我ながら考えてしまいます。

ぶっちゃけちょっと凹みました。
はいそれだけの話なんデスけどね。
昨日びっくりしたので書きました。

ちゃんと今回も映画学入門やりますよー。

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