映画学メモ
日本ではまだイマイチ馴染みの薄い「映画学」なるものを、イギリスの大学から実際の映画学の授業に沿うかたちで紹介していきたいと思います。まー気楽にいきましょう。
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映画学は生きている の巻
実はですね、一昨日の日曜日にフィルム・アカデミアさんのDepperさん、Corinさんとお友達の方が3人でうちの大学まで遊びに来てくれたんですよー。
20051101150917.jpg


とても楽しいひと時を過ごさせていただきました。映画学メモやってなかったらお三方とも知り合いになることもなかったわけで、Blog様様であります。もちろん映画学のお話なども色々聞かせていただいてスゲー面白かったんですが、かなり印象に残った話のひとつに、日本では、最近の映画について研究したり論じたりすることがまったく映画学と見なされないというのがありました。

bikkuri.jpg


どーですか、これ。

っていうか、ただでさえ日本には映画学は確立された学問体系として存在していないのに、映画について論じたり研究している人たちが古い映画しか研究したり論じたりする価値がないって思ってたら、これはキツいですよ。

別に「外国でこうだからそっちの方が日本のやり方よりも正しい」っていうことはないとは思いますが、この場合に限っては、日本の映画学の考え方はいくらなんでも了見が狭いと思うんですよね。例えばここイギリスの映画学では、何をやるにしても、どんなレベル(入門、三年生、修士、博士などなど)であっても、なんらかのかたちで今現在の映画に触れていく、というのは完全に常識であります。「映画学」というのが映画考古学でも映画歴史学でもなくてあくまで「映画学」なのは映画という現象の全体を扱うからそうなわけです。もちろん歴史や古い時代の話も入ってくるわけですが、映画というものが今現在も作られ、見られている以上、今現在のことを無視しちゃったらもうどうにもならんと思うんですよ。

映画学メモは、映画学は生きている、というポリシーで運営されております。

フィルム・アカデミアさんとのお話で、そんなことも考えさせられたのでありました。

そして映画学メモとしては、この機会にもう一度Blog;フィルム・アカデミアさんをオススメしたいと思います。
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特に今の時点では映画学メモはまだ映画学入門が始まったばかりで古い映画の話しかできない状態じゃないですかー。このままだと、「映画学って映画の歴史とか、古い映画のみを扱うもんなんだー」、というとんでもない誤解を与えてしまいかねないので、映画学の深い理解と知識を背景に現在の映画をレビューなどを通して論じているフィルム・アカデミアさんの方もぜひ見ていただいて、現在と関わる映画学、というのにもぜひ触れていただきたいなー、と映画学メモは思っております。

ではでは。
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テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント
この記事へのコメント
先日はお世話になりました。
こちらこそ、楽しい時間を過ごせました~。ドタバタでしたが、お世話になりました。
現代映画の話、まさにまさにその通りでして、現代を扱うという危険性は充分に熟慮しなければいけませんし、学問的に成り立たないという部分もありますが、どう考えても現代映画を研究しない完全除外という姿勢とその体質に賛同できません。日本映画学界からはハジカレテしまった身ですし・・・(苦笑)そして、現在逆襲を少し始めてるところですが(笑)私のところのブログはある意味時代の先っちょで映画学を反映させるとこうなるぞ、ってなのを意識しているので、タカさんのところとワンセットで読んでもらえるとすごいバランスの塩梅がいいと思います!
今度はこちらへぜひ遊びに来てくださいませ、おもてなしさせて頂きますよ~♪
2005/11/01(火) 18:32:01 | URL | Depper #hJZqYFTY[ 編集]
現在形の映画学
やっぱり古いものの研究があること自体はしょうがないですけど、現在のものを最初っから完全に無視・拒絶したらダメですよねー。

フィルム・アカデミアさんが現在の話を書いてくれているので、こっちは安心して80年前の話を書けます(笑)。早いとこ現在に近づきたいんですがね・・・。

The Sunのレビュー読ませていただきました。Ipswichに見に行くのが楽しみになりましたー。
2005/11/02(水) 16:31:36 | URL | タカ@映画学メモ #6SWgxDAM[ 編集]
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