映画学メモ
日本ではまだイマイチ馴染みの薄い「映画学」なるものを、イギリスの大学から実際の映画学の授業に沿うかたちで紹介していきたいと思います。まー気楽にいきましょう。
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映画学入門 Week7(その1)
Week7

トーキー映画の登場 - 映画が喋る!


毎度お世話になっております。
なんだか色々と忙しくて、だいぶスケジュールが押しちゃってる映画学メモです。
oshitemasu.jpg
画像提供;O高HKR

しかもこの忙しい時に、昨日一生懸命Week7の一回目を書いたら、アップした時に消えやがりましたよ!鬱。
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んがぁー。めげずに頑張ります。そんなわけで今回はトーキー映画の登場についてです。サイレント映画の時代が終わり、映画に音が付くんですねー。もちろん技術的には大きな進歩なわけですが、このプロセスもそんなに単純に進行したわけではなく、またその影響もただの技術革新に留まらず、様々な影響を映画界にもたらすことになります。

1、サイレント映画はサイレントじゃなかった?
2、トーキーはいつから始まった?
3、トーキー映画の、映画産業への影響
4、diegetic soundとnon-diegetic sound
5、「ジャズ・シンガー」と「雨に歌えば」


1、サイレント映画はサイレントじゃなかった?

まずこの「サイレントからトーキーへ」という流れの中で押さえておかなきゃいけないのは、別にトーキー映画が登場するまで映画に音がなかったってわけじゃない、ってとこだと思います。「サイレント映画」なんていうといかにも静かな感じですが、サイレント映画って言っても映画自体に音が入っていなかっただけで、サイレント映画を見るっていう体験全然サイレントじゃなかったんですよね。

まずサイレント映画、特に初期のものには、横で映画に合わせてストーリーを語ったりセリフをしゃべったりする「弁士」っていう人がいました。この弁士さんが結構表情豊かにストーリーを語り、盛り上げるわけです。また、サイレント映画にはほぼ例外なく生演奏の音楽がついていました。ピアノだけとか、オーケストラとかですね。これが映画に音楽を付けるんです。なんか生演奏で映画見るなんて、今考えると豪華な気がしますよねー。弁士という職業はインタータイトル(intertitle:人が口パクで喋る映像の後に真っ暗になって、ド真ん中にその人が喋ったことが字幕で出て、また映像に戻る、っていう古い映画でよく見るアレです)が普及するにつれて段々出番がなくなっていくんですが、生演奏の方はトーキーが普及するまで残ることになります。そういえばD.W.グリフィスの「国民の創生」には、この映画のためだけに作曲されたオーケストラの曲が付いたそうですよ。

あと弁士や生演奏といった「映画の見せ方」以外のところでも、昔の観客ってのは映画と一緒に歌ったり騒いだりしたそうですから、そういう点を含めてもサイレント映画時代の映画「体験」ってのは実に騒々しいものだったんだと思います。

つまり、トーキーの登場っていうのは「映画に音がつく」というよりは映画を取り巻く音の仕組みが変わる、っていう風に捉えた方がいいと思います。



さて、分量が少なくて申し訳ないですが、とりあえず今回はここまでということで、次回は「トーキーはいつから始まった?」というとこからになります。

今あんまり時間がとれないので、まとめてアップするとなると大分時間がかかってしまう感じなんですよー。だからちょっとずつでも更新していこうかなと思います。

ではでは、また。
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テーマ:映画 - ジャンル:学問・文化・芸術

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2008/11/29(土) 19:27:51 | URL | #-[ 編集]
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