なんだか映画学メモ再開した瞬間にまたちょっと忙しくなっちゃったりしちゃったりして、なかなか長いエントリーなど上げれずにおります。今週末も東京行くんですー。でもせっかくなのでまたYoutubeのお力をお借りして、動画を1本紹介してから東京へ行くとします。
これはYoutubeを使って、今までやった分の映画学入門をもう一回大まかになぞってみよう!という流れなわけですが、前回まではWeek2でやった「視覚的アトラクションとしての映画」の実例を見てきたわけですね。今回はその次、Week3の「D.W.グリフィスの登場と映画文法の確立」の例です。まだ映画学入門の方でご覧になっていない方は、左側の「過去の記事一覧(映画学入門のみ)」というところからご覧くださいませー。
これは俺も初めて見たんですけどなかなか面白かったんでのせてみちゃおうと思います。
「 Un homme de têtes 」
英題はFour Troublesome Heads=四つのウザイ頭、となっていたようです。
ホラー映画の話の続きをいたしましょう。前回は、ジャンル論のケーススタディということでホラー映画をとりあげ、さらにそのホラー映画論の中でもかなり影響力がある「抑圧の回帰論(Return of the Repressed)」の大まかなとこについてゾンビくんたちと一緒にざっとお話しました。
今回はちょっとそれを広げていく感じでやりましょう。
ところで前回も書きましたけども、この「抑圧の回帰論」ってのはホラー映画についての絶対的な理論でも唯一無二の理論でもない、ってところは注意してくださいね。他にも色々あるわけですが、この「抑圧の回帰論」が一番理論としてのかたちもしっかりしてて分かりやすいし、好きでも嫌いでも無視するわけにはいかない影響力のあるものなのでとりあげている次第なのです。